気を付けたいチョコレートアレルギー こんな症状に要注意!
甘くて美味しいチョコレートですが、
実はアレルギーを起こすこともある食べ物だってご存知でしたか?
放っておくと命に関わることもあるのがアレルギーの怖い所。
ここでは、チョコレートアレルギーについて簡単にお話します。
チョコレートでアレルギーが起きるの?
普段何気なく食べているチョコレートですが、人によってはアレルギーを起こすことがあります。
チョコレートを食べてアレルギーが起きると、
- じんましん
- 湿疹
- くしゃみ
- ぜんそく
- 咳
- 嘔吐
- 口内炎
- 鼻血
といった症状が現れます。
多くの場合は、食べてから数時間以内に発症するのが特徴ですが、
極端な場合だと口に入れて30秒以内に症状が現れる場合もあるようです。
また、人によっては重篤なアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
- じんましん
- 呼吸困難
に加えて
- 下痢
- 低血圧
- 手足のしびれ
- めまい
- 虚脱感
といった症状が出て来たらすぐに救急車を呼びましょう。
そのうち治まるだろうと思っていたら大間違いです。
命に関わります。すぐに病院で適切な処置を受けてください。
アレルギーの症状が出た場合は、決して自己判断せず、
きちんと病院を受診して診察・処置を受けてるようにしましょう。
チョコレートアレルギーが起きるメカニズム
チョコレートアレルギーが起きる際には原料に注目しましょう。
チョコレートはカカオからできていますね。
そのカカオに含まれているチラミンという成分がアレルギーの主な原因と言われています。
チラミンは、高血圧の発作を起こす物質です。
チラミンの働きで収縮した血管が、
チラミンの働きが消えると同時に一気に拡張することで血液の流れが一気に増加し、
アレルギー反応が起きると考えられています。
それだけでなく、チラミンによって鼻の粘膜が腫れてしまうことも分かってきています。
そのため通常よりも鼻血がでやすくなってしまうのです。
また、原料であるカカオには、ニッケルという金属も含まれています。
金属アレルギーのある人は、このニッケルによってもアレルギーが引き起こされるのです。
他にも興奮作用のあるテオブロミンや
悪玉コレステロールを増やすトランス脂肪酸といった成分も含まれているので、
アレルギーが心配な人は一度医療機関で検査を受けたほうが良いでしょう。
アレルギーの有無や程度の強さは血液検査で知ることができます。
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